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ここだよ。

投稿日:2017-1-19   カテゴリ:ヒューマン
昨年の秋、高校2年生の姪っ子がネットで見つけた舞台のオーディションを受けに京都から中目黒までやってきた。伯母としてというよりも「覗いてみたい」という好奇心が勝って付き添うことになり、そして彼女はその舞台のアンサンブルとして出演が決まってしまった。
さあ、大変!まずは両親への説得と、学校の休学届けと、1ヶ月半も東京でのお稽古をどこでどう過ごすかだ。
弟には悪いが、私はちょっといい加減にも姪の夢を応援する側に立っている。
彼女と一緒にコンサートに立ったのは、さいたま文化センターでまた小学4年くらいだったかな・・・。
「雨の音楽祭」そして「GIFTをあなたへ」というクリスマスの朗読コンサートにも出演してもらった。
原宿よさこい祭りや渋谷区ミュージカル、その他子どもの発表会の延長で毎度祖父や両親も諸手を挙げて応援してきた。
それと今回はわけが違う。
とある劇団の小劇場によるチケット代も3500円のプロの舞台である。
そこへほぼ素人の姪がオーディションで通ってしまったから、親は大慌てで、話し合いは1ヶ月に及び、彼女の強い意志により1ヶ月半の休学もOKで、親は泣く泣く京都から深夜バスへと見送った。
しかし彼女はもう心はすっかり役者のたまごで、我が家から毎日手作りのお弁当をつくって、お稽古へとせっせと通い始めた。コンサートで家を空ける日はかえって嬉しそうに目を輝かせて「大丈夫〜」とだけ言って、我ら夫婦を送り出してくれた。
下北沢劇地下リバティーにて1月11日から15日までの「ここだよ。」という舞台。
姪からの「初日のテンションを観てほしい」と、ちょいとませたコトバにつられて、2度も観に行ってしまった。
トラウマという暗い影の役を踊りで表現するシーンもあったりして・・・。
しかしながら初舞台の喜びオーラが「影」の役を邪魔するくらいに溢れてしまっているではないか・・・。
「おいおい・・・うれしいのはわかるが・・汗。」

この「ここだよ。」という舞台の脚本・演出・主演の小池樹里杏さんはなんと22歳で、モデルもされてスレンダーでとてもとてもきれいな役者さんで、オーディションの時に私もお会いしている。
姪は彼女を心底尊敬して、時には樹里杏さんのお弁当まで作って、とにかくこの30人ものカンパニーのために全力で向かっていたと思う。
そして私は時折、朝ご飯を共ににしながら昨日のお稽古はどうだったとか、人間模様を聴きながら、思った以上にちゃんとしていたり、無邪気な感受性の心模様を楽しんで見守った。
そしてミュージカル舞台に憧れている姪が東京に居るうちにとボイストレーニングを受ける機会をお年玉とした。
スポンジのように吸収しながら、この一ヶ月半でものすごい成長をしたと思う。
そして最後の日、
「あのね、アンサンブルの私がね、一番頑張ったで賞を樹里杏さんがくれたんだよ・・・」って、照れながら報告してくれた。
すごいじゃん〜!やったね!おめでとう!って、
軽く言ったけどさ・・・君が帰ってあとでたっぷり涙流して喜んだよ。
たった1ヶ月だったけど楽しかった。
そんでもって、姪ロスなのかな・・・急性胃炎になって
一日寝たらまた元気です。
がんばれ! みなみ!

神様のおさがり

投稿日:2017-1-10   カテゴリ:ヒューマン
毎年お正月の恒例参拝となった箱根神社ご本殿での正式参拝雨は雪へとかわりました。
今年はデビュー30周年という節目の年として
しっかりと地に足をつけて自分をもっと信じてやりたいと願いを込めて誓願致しました。
神子の舞は「豊栄の舞」という神楽の音色に合わせて
眼鏡をかけた女子大生らしき女性が一人で舞いました。
鈴の音が神殿を龍が舞うごとく鳴り響き、邪気を完全に振り払うように空気が変わるのを感じました。
「ほんわかとした眼鏡の神子ちゃんやるやん〜」
心でつっこみながら、すぐ隣の九頭竜神社新宮の神鏡の御前で夫と神妙に手を合わせながら、不思議とお願いごとよりも感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。こういう厳かな気持ちになれることが、ここに来る意味があるのだと気づかされる瞬間でした。
「丁酉年(ひのととり)は積み重ねが結実を迎える年」
そして開運の要点は
「穏やかで強固な意思の力」という30周年にありがたいメッセージを頂戴しました。
「酉」本来が持つ醸す(成長、熟成)という作用が授けられ、今までの積み重ねが実を結び、豊穣な仕事、生産へと導いてくれることこそが御利益となるわけです。
「丁」(ひのと)は、陰性の「火」
「酉」(とり)は陰性の「金」
火と金は相克の関係にあり、火とぶつかった金が溶け落ちて、その場に留まり停滞してしまう年と言われるそうですが、これを「火が金を溶かして融合調和で障害を取り除き、火性本来の炎を燃え上がらせて一気呵成に進行する年となり、目の前に障害や壁が出現して停滞した時は、新たな考え方で取り組みを工夫する事によって
停滞を脱却して順調に突き進む年になるとも考えられると教えて頂きました。

まさにその最初の試練は参拝後のみぞれ雪の立ち往生でした。タクシーは2時間待ちでホテルまでは徒歩1時間で、雪の道路はツルツルすべって中々前に進めません。やっとの想いで神社を出て目の前に素敵なカフェを発見し、ここで休憩してみんなで智恵をしぼり、
「そうだ!ホテルに電話してみよう」となり、
箱根プリンスホテルの送迎バスで我ら6人集をわざわざ迎えに来てくれました。

参拝中の雨や雪は「神様のおさがり」と言うそうで
雨降って地固まるというようにとてもいい事なのだそうです。

「これが酉年最初の御利益でございました。」

芽時枯れ時にご用心

投稿日:2016-11-4   カテゴリ:ヒューマン
長雨が終わり紅葉美しい季節、そして春の芽時との季節と併せて「芽時枯れ時」という、体調を崩しやすい時期でもあるようでして・・・実は帯状疱疹になってしまいました。10月の29周年ライブで精魂使いまくって、年齢ですかね・・・なんか体調崩れまして、10月半ば頃お腹の皮膚がヤケドしたようなヒリヒリとした痛みがはじまり、最初に皮膚科に行きました。
先生に帯状疱疹を経験された方から初期症状が同じだからと説明したら、まだ帯状疱疹特有の発疹が出ていないから帯状疱疹ではないですと言い切られまして、
それも帯状疱疹とはこんなに酷くなるんですよ・・と症状の写真をじっくり見せられて、あなたのは全然違いますよと笑われてしまいました。
でも痛いのはどうしたらいいでしょう・・・?と食い下がったら、痛み止めの薬を処方されました。

翌日の朝、結局のところ左太ももから腰にいたるまで
発疹が現れて、今度は内科へと向かいました。
「はい、見事に正真正銘の帯状疱疹です」と太鼓判を押されまして痛みが発生して48時間以内であれば早期に完治したであろうに・・・もう二週間皮膚の神経痛があり、痛み止めが切れるとぴりぴりヒリヒリと痛みが起きてきます。

皮膚科の先生に「帯状疱疹という発疹が現れないと処方して頂けないのですか?」
「だって、それ帯状疱疹じゃないもん・・・」って
でもそれでは手遅れになるということを今回ぜひとも
ご理解頂きたいと願っております。
ところが翌日の内科の先生にその胸を愚痴ってしまいましたら、
「それは辛い思いをさせてしまったね・・・本当にごめんなさい」って、違う病院の先生の対応を代わり誤ってくれて、その優しさに心を処方して頂いたように思います。
もう本当に救われたな・・・痛いのとホッとしたので泣いてしまいましたよ・・・トホホホ。

捨てる神あれば拾う神あり・・・。
素晴らしい心あるお医者さまに出会えただけで
これも人生のご褒美ですね。
芽時枯れ時は日本は美しい紅葉の季節ですが、
どうぞくれぐれも体調に気を配りながら、お過ごしくださいますように・・・・。

創業105周年コンサート

投稿日:2016-7-10   カテゴリ:ヒューマン
新潟県長岡にある企業、株式会社コマスヤアルテック創業105周年の祝賀会にてお祝いコンサートをさせて頂きました。
本来ならば100周年式典を行うところ、東日本大震災が起こり、自粛しての5年越しのお祝いです。
代表の今井社長とは地元商工会議所青年部での式典ライブからのご縁で、長岡応援団としての沢田を推薦して下さいました。
鉄鋼メーカーとして金属板の成型加工技術をもって、さまざまなニーズにこたえる建築物を提供されている企業です。
105年もの長き間、時代とともにその加工技術も大いに進化して、その度の設備投資、企業努力の賜が創業105年という重みになったと実感する会でした。

美空ひばりさんの「川の流れのように」をぜひとも歌ってほしいというのも十分に理解できるリクエストでした。

そして今回はお祝いの席でしたので選曲になかった「GIFT」を本当は歌ってほしかった・・・とあとで今井社長から言われて、その想いからも日頃誰に相談することもなく孤独な立場の代表の踏ん張りが、じ〜んと来ました。「簡単に破産や倒産して、逃げちゃいけないんだ・・・」とその言葉の重みを実感しました。
規模は遙かに小さいですが私の父も鉄に関わる仕事を今も80歳手前で現役でつづけています。
辞めるわけに行かないからです。
「俺がやめたらみんなに迷惑をかけることになるから」と
せっせと頑張っております。
そんな父を今となっては気の毒半分、そして尊敬の境地
へとなり、奇跡が起きないかとさえ願ってしまいます。

つい我が身に置き換えながら、創業105周年の祝賀会に敬愛を込めて歌わせて頂きました。
本当に心からおめでとうございます。

なんと明日は同じ長岡ホテルニューオータニでサマーディナーショーでございます。
明日もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2015 師走だからこそ・・・想うこと

投稿日:2015-12-2   カテゴリ:ヒューマン
今年もあっという間に師走になってしまいました。
一歩一歩を慎重に歩んで来たつもりでも、振り返ると
1年は本当に早いです。

今年は想わぬ試練を乗り越えて、そして結婚20周年を迎えまして、あらためて夫婦の絆を確かめる一年でした。

8月に52歳という歳になり、美空ひばりさんの享年52歳という短く濃い人生を意識し、夏のバースデーライブではひばりさんの名曲メドレーに挑戦しました。
「五十にして天命を知る・・・」
だからこそ50代にして歌手としての天命に心から感謝したいライブになりました。

新潟中越地震から11年目の長岡フェニックス音楽祭では復興宣言ライブから10年来、じっくりと絆を育てて来た長岡実行委員の皆さんと一緒に地元のブラスバンド、子どもコーラス、北陸学園の手話サークルの皆さん、そして辛島美登里さん、中西保志さん、中西圭三さんと共に盛大なコンサートを作ることが出来ました。長岡の皆さまと今年一番長い打ち上げになりました(笑)

春は沖縄ティダコホールでは杉山清貴さんときゃんひとみさんと琉球歌とのコラボに挑戦しました。
係争中お騒がせの最中、小平で緊張感のある状況で行われたコンサートが印象に残りました。

財津和夫さんのコンサートツアーでゲスト出演させて頂いたのは本当に心強く、大きな励みとなりました。
稲垣潤一さんのいわきでのコンサートや杉田二郎さん、因幡晃さんと秋田角館も先輩に助けられました。
北海道を車でほぼ1週間移動したライブツアーも楽しかった・・・。
にっぽん丸ツアーでは軍艦島を目の当たりにして圧巻でした。
ちなみに来年は7月に仙台港から知床・道東クルーズへと参ります。

各地でのライブハウスやカフェダイニングエレガンス、野外イベント、アラフォーコンサート
歌セラピーライブと企業イベント、無料ご招待のコンサートはHPでは掲載できませんでしたが、
今年もいろいろな場所にてライブでお世話になりました。
数えてみれば今年は73箇所でのライブのご縁を賜りました。
試練の一年ではありましたが、順風満帆ではないからこそ、絆が育まれるのだと痛感しています。
だからこそ、ここからのリスタートで2年後のデビュー30周年に向けてあらたなる挑戦を初めてみたいと想います。
沢田知可子デビュー30周年に向けてあらたなる挑戦に挑んでみたいと想っております。
その内容は次回に乞うご期待でございます。

さあ、師走のコンサートは今週の日曜日12月6日 京都府丹後文化会館にて13時30分から開演です。お問合せは京都府丹後文化会館 0772−62−5200
チケットは3000円 です。今年最後のソロコンサートの応援を何卒よろしくお願い申し上げます。

濃厚な20周年目

投稿日:2015-11-25   カテゴリ:ヒューマン
秋というのは身も心もいろんなものを吸収したいと欲深になります・・。
先週は北九州の小倉チャチャタウンでミニライブをした翌日から2泊3日で韓国へ行って参りました。
親友のスタイリストとそのスタッフと共に衣裳などを探し、韓国ならではのケジャンやタッカンマリという鶏鍋を堪能しました。マッコリ三昧でもありました(笑)

元気いっぱいに帰国して11月20日は事務所設立20周年目を迎えまして、マネージャーの基子さんと小野澤と3人で夜景が見えるレストランでささやかに祝杯をあげました。デザートのお皿に「祝ウォータープラネット設立20周年」とチョコレートで書かれてあり、もちろんこちらから前もってお願いしていたお祝いディナーであったのですが、レストランのおもてなしの心と、やはり今年は私にとって試練の一年でもありましたので、この20年の重みと安堵感を噛みしめたら胸がいっぱいになりました。

さらなる精進としてのリスタートはいい夫婦の日に
群馬県みどり市PTA連合会設立10周年記念コンサートでした。みどり市のPTAの皆さまもとても素敵な志高い方ばかりで、みどり市に富弘美術館というのがあり、詩人であり画家の星野富弘氏の
「苦しい時の一歩は心細いけれど
その一歩のところに新しい世界が広がっている」という
メッセージをスローガンにして子供達のために真摯に歩んで来られた想いが伝わってくる式典でした。

星野富弘氏は体育教師としてクラブ活動の指導中に負傷して手足の自由を奪われ、その後口で筆をくわえながら画家とし、詩人として活躍されているアーティストです。
その言霊とぬくもりを感じる直筆文字が人々に希望をくれるのだと想いました。

翌、勤労感謝の日はすっかり恒例になっている、つくばエレガンスで昼、夜とライブを行いました。
11月お誕生日ののだくんリクエストにおこたえして、久しぶりに「レクイエム」を歌わせてもらい
大人のファンタジーをイメージして書いた歌として、あらためてこの世界を大切にうたって行きたいと実感しました。のだくんありがとう〜!

そして・・・体育会系バラードシンガーとしての血が騒ぎまして今年は密かにゴルフに取り組んでおりまして、
目指せ100切りで時々ゴルフに挑戦中です。
ちなみに昨日は・・・107でした。 
こう見えて・・・めちゃめちゃメンタル弱いです(笑)
歌も、運動もこつこつがんばります。

ご報告申し上げます。

投稿日:2015-7-10   カテゴリ:ヒューマン
この度「会いたい」の同一性保持権侵害訴訟の裁判が、原告であります作詞家 沢ちひろさんからの取り下げにより終結となりましたことをご報告申し上げます。
本当にご心配をおかけ致しました。
これからも歌手としてより一層精進して参りますので、どうぞ応援のほどよろしくお願い申し上げます。
                         

                                                       沢田知可子

ハンドスタンプアートプロジェクト

投稿日:2015-1-13   カテゴリ:ヒューマン
障害をもっている子供達の手形をアートにして2020年の東京パラリンピックの会場にギネスに登録されるくらいの大きな手形アートを飾ろう!
と、障害の子ども達の親たちのそんな想いが少しずつ育ってきておりまして、そんなみなさんを応援しているエバラ健太くんに賛同して仲間に入れてもらいました。
今年はそんなHSAP(Hand Stamp Art Project)の活動にちょいちょいお邪魔させて頂きます。

その入り口として、歌う海賊団ッ!のわくわく★フェスティバルではエバラ健太くんが歌う、水戸の納豆のテーマソング「納豆ワルツ」を障害をもった子どももみんなでパフォーマンスしてくれました。

エバちゃんも永遠の少年らしく、ゆるキャラソングを作らせたら天才です。

未来をやさしくしてくれるのは子供達にどのくらい愛情を注げるか・・・なんだなって、歌う海賊団ッ!やラッキィ池田さんやHSAPのママ達とのご縁でしみじみと思いました。
そして障害の子どもたちにも、健常の子ども達がやさしく触れ合うパフォーマンスをもっと拡げられたらいいね・・・って、ママ達とまたそんな夢を育てて行きたいと思いました。

「ちいさなて」に込められた想いが今年は活かされていきますように・・・・。

迎春 2015

投稿日:2015-1-1   カテゴリ:ヒューマン
新年明けましておめでとうございます。

2015年は戦後70年目の節目の年ですね。

10年前にレコーディングした「美しい国」という明治生まれの女流詩人永瀬清子さんの詩に小野澤にメロディーをつけてもらいピアノと歌というシンプルではありますが、女性の目線からの終戦後の希望を歌にしました。
この歌は終戦の8月などには集中して選曲して歌いましたが、今年は積極的に歌い繋いで行きたいと思います。

歌い繋ぐこと・・・歌い手としての大切なお役目であると自負しております。
永瀬清子さんという詩人はたとえば戦後に開かれた世界女性シンポジウムにおいて日本人女性の代表として男女平等を、そして女性の地位向上へと努めた方です。
この70年で日本の女性は大きく飛躍しました。
その礎でもある永瀬さんの詩はとても力強く、今を生きる女性達に必要な言霊が詰まっています。
すでにほとんどの日本人が「戦争を知らない子供達」ですが、だからこそ戦後70年という節目には今一度平和について真剣に向き合いたいと思います。

もう一度学ぶことからやり直したいと思います。
平和を歌いつなぐ歌い手になるぞ〜!

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ジャベールの誕生日会

投稿日:2014-9-22   カテゴリ:ヒューマン
役者の村井國夫さんの古希のお祝いが恵比寿のライブハウスで行われました。
それは村井さんには内緒で音無美紀子さん主催の歌声喫茶のメンバーを中心に準備がなされてきました。そしてお祝いに駆けつけた80名ほどの友人知人と役者仲間達・・・。国際フォーラムで昼、夜と二回公演で東宝のチャリティーコンサートでレ.ミゼラブルのジャベールのナンバー「スターズ」を熱唱されていらした村井さんにはNHKの取材があるからと恵比寿のライブハウスへと呼び寄せて、村井さんが到着するなり一瞬80名達は息を潜めて村井さんを出迎えました。
パッと灯りがついた瞬間拍手喝采とともにハッピーバースデーの歌を大合唱。村井さんの驚きと喜びの笑顔にみんなでサプライズ大成功の拍手へと変わりました。古希のお祝いのケーキは80人分は余裕で食べられるほどの大きさで音無美紀子さんが結婚式以来ぶりにひとくち食べさせてあげました。
決して介護ではございません・・・笑。

役者仲間の皆さんも大勢集まりました。
村井國夫さんの同期と言えば故 地井武男さんはじめ小野武彦さん、高橋長英さん、故 夏八木勲さんとイケメン5人衆です。小野さんがサックス演奏でお祝いして、ミュージカル俳優さんたちとミュージカルナンバーをご披露したり、私は美紀子たってのリクエストで「ありがとう」を村井國夫さんの役者人生の歩みをスライドショーで映しながら、歌を歌わせて頂きました。

村井國夫さんを慕う後輩役者からのメッセージも
個性豊かでありながら、役のついていない素のままの役者さんはどこかシャイでぎこちなく・・・その仕草に愛をもって駄目だしをする村井さん。
一瞬にしてパーティー会場が稽古場になったようです・・・笑。
レ・ミゼラブルのジャベール役として88年に初演を迎え千秋楽のカーテンコールで村井さんがはじめて泣いたというエピソードを「私はあの日あの時の村井さんの涙が一生忘れられない出来事です」と共演者の春風ひとみさんがお話されました。
今度はその涙のわけを奥さまの音無美紀子さんが、実はその頃が美紀子さんが乳癌から鬱病になり、一番辛く苦しい時期でもあったそうです。
村井さんは家族をなんとかせなならん・・と、はじめてのミュージカルへの挑戦、そしてジャベール役を勝ち取るための歌の特訓を何百回としてオーディションにのぞんだのだそうです。
人生の一部となっているレ・ミゼラブルのジャベールのナンバー「スターズ」。
この歌を本日はすでに2公演も歌って来ているので
今から息子の健太郎が歌いますとなりまして、
親子夢の共演となったのでした。
音痴だったという健太郎の猛特訓も村井さんのDNAをそっくりそのまま受け継いで、感動の涙を流させて頂きました。
極めは娘で女優の村井麻友美からのお手紙。
涙を堪えきれずに朗読する娘に向かって
「おいおい、そんなのは家で語ってくれよ・・」と
村井さんの照れ隠しな駄目だしも、ドラマを観ているようです。

何度となく村井國夫さんの舞台を観劇させて頂いておりますが、やはりジャベールを演じた村井國夫さんの印象は強烈でした。
レミゼというお話も役どころも含めて、切なくも憂いのあるヒールを演じさせたら天下一品の私の記憶にもしっかりと刻まれている登場人物です。
そんなジャベールが古希を迎え、
「こうして今も元気に我が儘に頑張っていられるのは全て美紀子のお陰です。」と・・・・・・はじめて素直におっしゃった村井さん!
よっ!ご両人 最高な夫婦です。
お二人を目標にうちらもがんばります。

最後に美紀子さんは「お願いだから、私よりも一日でも早く先に死んでください」
と、この落ちどこまで本気なのでございましょうか?

「ありがとう」の歌を私の歌と愛してくださる音無美紀子さんの想いは、先に逝くなんて申し訳ない・・・あなたより長生きしてお見送りしてあげることが最後の恩返しということなのでしょう・・・。

そして最後の最後は今までの村井の我が儘をどうかどうかお許しください・・。
「さ、今日ここに集まってくださったみんなにごめんなさいって、いいなさい! 俺は友だちなんかいないなんてもう言わせないからね〜〜!」と
心強い美紀子さんからの無茶ぶりに
村井さんは「みなさま 本当にごめんなさい〜〜〜!」で拍手喝采 本日のお開きとなりました。

え? 美紀子さん本当はこれを言わせたかったの?
「ごめんなさい・・・」
最高の贈り物です!

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